大きめののりの中央にご飯を置いて具材をのせ、四隅をたたんで包む「おにぎらず」。
実は1991年ごろにとある有名グルメ漫画で紹介されたらしいのだが、20年以上経って脚光を浴びた。
何でも、具材の量と種類が広がること、おにぎりを握れない人でも作れる簡単さがブームになったきっかけのようだ。
(おにぎりが握れない人って本当にいるんです!!)
そして2016年、おにぎらずに早くもとって変わろうとしている兵(ツワモノ)がいる。
それがこのスティックおにぎり。
ラップにご飯を広げ、具材を乗せてくるくる巻くだけ。巻いたあとに表面をデコったりもできるから、かわいく仕上がる。しかも、子どもでも食べやすいスマートなサイズといいことづくめ。
では、作りやすさはどうか? おにぎりを握ることができない男子が試してみた。
最初に作ったのは「えびアボカド」(男子らしくちょっと渋めに…)。
ラップにご飯100gを広げる。ラップとご飯のバランスはこのくらい。
高さは…
ざっと箸2本分くらい…
アボカド(バランス重視! 今回は1/6個分くらい)を手前に1cm角に切って、大さじ1/2程度のマヨネーズと和えて乗せる。
そして、ラップを持ち上げ…(←さすが料理できない男子。手が恐る恐る…)
一気に巻いてラップを留める。あとは余ったラップも巻きつけて両端をキャンディのようにキュッと絞るだけ。一応これでもOKだが、せっかくだから予定通りえびでさらにデコろう。
スティックおにぎりの粗熱が取れたら、ラップを開く。そこに、ゆでたえび3尾分を縦半分にスライスして、イタリアンパセリと交互に貼り付けたら完成。もう一度ラップで巻き直すだけ。
この調子であと2本。ひとつは、ご飯100gに鮭フレーク大さじ1を加え…。もうひとつは、鶏もも肉30gと玉ねぎのみじん切り大さじ2を炒め、ご飯を加えてケチャップ大さじ1と1/2で調味したチキンライス。まずはこれらを同様にくるくる巻く。
鮭ごはんは型抜きした海苔で巻いて…。チキンライスは溶き卵1/2個分で作った薄焼き卵で巻いて完成。
ちなみに、鮭のスティックおにぎりは家飲みの締めのおにぎり、オムライス風は子どものお弁当をイメージした。
3本作るころには料理苦手系男子でもだいぶサマになっていたので、ぜひ誰でも気軽にトライしてほしい。