普段何気なく使っている香水。
フローラルな香りで大人な女性を漂わせたり、柑橘系の香水を纏って明るく元気な女性を演出してますよね。印象効果として重宝される香水・香りですが、他にもさまざまな効果があるのをご存知でしたか。
今回は、知って得する香りの効果についてです。
元気になる香り
「仕事で疲れたけど、もうちょっとだけ頑張りたい」という時にお勧めしたいのがレモンの香り。
鼻にツンとするすっぱい匂いは、溜まった疲労を軽減する働きが期待されています。
レモンの香りがする人から元気な印象を受けますが、じつは、もらっているのかもしれませんね。
近くの人まで明るくしてくれる優れもの。
疲れがたまりだした週末や元気に遊びたいデートの日など、日によって使い分けてみましょう。
ストレスを発散する香り
溜まったストレスを発散する方法として読書、散歩、カラオケなんかが挙がりますよね。
本の世界に没頭することや大好きな歌を歌うことは楽しいですが、疲れている時は余力がないものです。
そういうときにおすすめしたいのはジャスミンの香り。
魅力的なあの甘い香りは、ストレス発散・抑うつ効果があるとのこと。
疲れた日の夜にジャスミンティーを飲んですごしてみると、その日の疲れが癒されることでしょう。
しかし妊婦の方は要注意!
ジャスミンはストレス発散効果以外にも、子宮の収縮を促す作用があるので最悪の結果になることも。
安眠を誘ってくれる香り
眠れない夜ほどつらいことはありませんよね。
「はやく寝て疲れをとりたい!」そんなときにオススメしたいのがラベンダーの香り。
ラベンダーは睡眠にとって大切な役割を担っている酢酸リナリルが含んでおり、興奮している神経を抑えてくれます。
寝床についたのにドキドキして眠れないとき、リラックスさせ入眠の手助けをしてくれるでしょう。
寝る前に匂いをしみこませたハンカチをくんくんしたり、寝室に香料を置いたりして、大切な睡眠時間を確保しましょう。
記憶力を高めてくれる香り
最後にオススメした香りはローズマリー。
14世紀のハンガリー王妃が「若返り特効薬」として愛用していたと言われています。
歴史あるローズマリーですが、なんと記憶力を高めてくれる効果があるとのこと。
ローズマリーに含まれているカルノシン酸は記憶力維持に関わる細胞を活性化する働きがみられました。
「受験勉強中に知っていれば、もっと頭がよくなっていたのに...。」と非常に残念です。
勉強する前にシュシュっと香りを漂わせたいです。
しかし注意していただきたいのは、長期的な記憶力に効果があることと、被験者の年齢が20代前半だったことです。
人の名前や誕生日といった、ずっと記憶する長期記憶に効果があります。
作業の段取りや取り次ぎメモのような短期的な記憶力への効果はまだ検証されておりません。
また、10代や高齢者への効果もまだわかっていない段階です。
「最近人の名前が覚えずらくなった…。」っという方はためてみる価値ありの特別な香りです。
いかがでしたか。
もしかしたら知っているものもあったかもしれませんね。
香料選びを考えている人や、悩み解消の手助けになれば幸いです。