子供の将来のことを考えてなにか習い事をさせたいですよね。
しかしたくさんあって何を学ばせてあげようか迷ってしまう親御さんも多いでしょう。
一番は子供がやりたいことですが、見つけるまでが大変。
ならせめて、学ばせて良かったと思えるようなものを選んであげてみてはいかがですか。
科学者もオススメする習い事を選んで、子供の将来を明るくしましょう。
ピアノ
ピアノの演奏者を見ていると非常に忙しい動きをしていると思ったことはありませんか。
左手では曲のコード進行を弾き、右手ではメロディをひいています。足元では曲に奥深さを出すためにペダルを操作していますよね。さらに、頭の中では次にひく音を思い出しながら鍵盤をたたいています。この複雑な思考や手足の動きは脳に良い影響を与えます。
右脳と左脳を繋ぐ脳梁といわれている神経束が太くなり、共感能力が高まります。さらに言語能力も上がるので、活字の読み書きの手助けになるでしょう。
ピアノを演奏することで自然と音感が身につき、音楽が手軽に聴ける現代においてはかなりの強みになるでしょう。音楽の時間や合唱コンクールはもちろん、友達との付き合いでカラオケに行ったときも、困らずに歌うことができます。
勉強ができ、おもいやりのある子に育ってもらいたいならピアノを習わせてみてはいかがですか。
スイミング
いきなりですがエリート学生と言われている東大生はなぜあんなに勉強できるんでしょうかね。
生まれつきの才能?子供の頃からの英才教育?それとも突然変異?
子供の頃、どんな生活を送っていたか気になりますよね。
東大生に聞いてみたところ、なんと6割もの学生が子供の頃水泳を習っていたことがわかりました。
さらに、スイミングを習っていた子供は習っていない子供に比べて数学、特に図形問題に強いことがわかっています。水の中を泳ぐためには息継ぎをしなければいけません。
効率よく空気を吸う方法を考えることが脳を鍛える事につながっているんです。
「どのぐらいの角度で首を上げればいいか、どのタイミングなら水から顔を上げられるか。」こんな事を考えるからこそ、自然に論理的思考力が鍛えられます。
また、水中ではおもうように身体がいうことをききません。この状態で自分が思った通りに体を動かそうとすると、小脳が働き運動神経があがるのです。
物事を論理的に解決する力と運動神経が良いお子さんに育てたいなら、スイミングを習わせてあげましょう。
ダンス
皆さんダンスは得意ですか?
最近TikTokというアプリで注目されているダンスですが、これも子供にオススメしたい習いごとのひとつ。曲にあわせてみんなと一緒に手足を動かすと、人との間に信頼感が生まれコミュニケーション能力が上がります。
ダンスをするグループはしないグループに比べて、人に影響を与えたい気持ちや、友達を大切にしたいという気持ちが15%も高かったという。 踊れるようになるには、お手本の動きを見て真似る必要があるので、自然と記憶力アップにもつながります。
もちろん運動神経やリズム感も鍛えられるので今後の生活にも役立つでしょう。
そろばん
最後におすすめしたいものはそろばん。
そろばんをすることで暗算する力が養われるのは、なんとなくですが想像つきますよね。電子機器が発達したこのご時勢、スマートフォンの電卓ツールでまかなえるので、必要性が下がりつつあります。
しかし、そろばんは計算力のほかにもさまざまな効果が期待できます。計算する過程をおはじきでビジュアル化しているので、イメージする力が高くなります。
相手の気持ちを忖度する想像力や問題を解決するための閃きなんかが養えるんです。
ほかにも、おはじきをはじく指の動きも脳に良い効果を期待できます。脳には100億以上の神経細胞がありますが、血流が低いと死滅してしまいます。血流を上げるために必要なことは、日常生活ではあまり行わないような動き。おはじきをはじく指の動きは意識しなければやらないため、脳への血流をあげてくれます。
さらに、数字とにらめっこしながら間違えないようにおはじきをはじくので、集中力も高くなります。細かいことに注力するクセがみにつくので物事への観察力も高まるでしょう。費用も安く済むってこともあり、お手ごろにはじめられるところもオススメポイントです。
いかがだったでしょうか。
習い事の種類によって伸ばしたい能力がことなります。
そんな中、私達はどういう子育てをしたらいいのか、今一度考えて見るといいかもしれません。
でも忘れてはいけないことは、子供のやりたいことをさせてあげること。子供の笑顔がなによりも励みですからね。この記事を参考に習い事を考えていただけると幸いです。