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女性のライフスタイルを日々研究中♪/ウーマンズラボラトリー

便秘を改善する“ちょっとした”5つの行動

 

 便秘に悩まされている女性は決して少なくはないはず。

今、便秘に悩んでいるという人たちは、子どもの頃から便秘体質だったというよりも、大人になってから徐々に便秘気味になってきたという人もいるのではないでしょうか?

実は、便秘には大きく分けて3つのことが関係しています。それが「ストレス」「生活習慣の乱れ」「食生活の乱れ」です。ストレスは自分自身では感知しづらい上に、その根本を取り除くのは中々難しいですよね。けれど、生活習慣と食生活の見直しは、自分自身の意識と行動あるのみです! そこで、今回は日常生活で取り入れられる「便秘を少しずつ良くする行動」をご紹介。

その1 朝起きて、決まった時間にトイレに入る

トイレ

便秘問題の一つの原因に「トイレを我慢してしまう」ことがあります。仕事中にトイレに行くのが躊躇われる、トイレ待ちをしている時間がないなどの理由から便意を無視していることはありませんか? そのように我慢する癖がつくと、そのうちに便意を感じられなくなってしまうのです。日中、トイレにこもれない人は朝の出勤前にトイレの時間を作るのがおすすめ。「便意は感じないけどとりあえず決まった時間にトイレに入る」という生活を続けると、体が「この時間にトイレに入るんだな」と覚えてくれるのです。

 

その2 下腹の筋肉を使う

座禅を組む女性

社会人になると運動不足になりがちですが、とくに腹筋を正しく使えていない女性は多いはず。言うまでもなく便秘には腹筋が大きく関わっているのです。排便するときに腹筋の力が足りなければ大腸の下側に溜りがちな便を押し出すことができません。

腹筋を鍛えるには、家での筋トレだけでなく、普段の姿勢にも注目してみてください。座っているときや歩いているときに猫背になっているとお腹に力は入りませんよね。座るときや歩くときは背筋を伸ばして、骨盤を立てるイメージでお腹に力を入れることを意識しましょう。普段の通勤コースで姿勢を意識した歩き方を実践してみるだけで、職場に着く頃にはほどよく疲れているはずです。

 

その3 逆立ちをする

無地の壁

慢性的な便秘の人は、大腸が全体的に下の方に下がっている場合がよくあります。そのために、変に折れ曲がったりねじれたりしていて便がスムーズに通れません。そこで、垂れ下がった大腸を本来あるべき位置に戻すためには「逆立ち」が効果絶大なのです! 逆立ちは慣れない間は難しいので、最初は壁を支えにして行うのがおすすめです。大腸をもとの位置に戻すといっても、一回や二回では効果は出ませんから、毎日30秒ずつでも良いので継続して行うことが大切です。

 

その4 水をたくさん飲む

コップ並々に注がれている水

水分が足りなければ便がカチコチになり便通が悪くなってしまいます。いくら食物繊維を多く摂ったとしても意味がありません。1日2リットルの水分補給することが理想的と言われていますが、水を一度にガブ飲みするのは中々辛いので、一日かけて少しずつ飲むことが大切です。とくに、寝起きの一杯は腸の働きを活性化させるのでおすすめです。ただ、注意してほしいのは「常温」の水であること。キンキンに冷えた水は体を冷やし代謝低下の原因になるのでNGです。

 

その5 よく噛む

ベーコンとアスパラ

何事もスピード化してきている現代で、食事をするときに噛むことを忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか? 実は、咀嚼と便秘には深い関わりがあるのです。よく噛むことで、食べ物が細かく砕かれた状態で吸収されるので、消化時に胃腸への負担が軽減。また、噛むことによって腸の蠕動運動のスイッチが入るという仕組みになっているのです。一口につき最低30~50回噛むことが理想的とされていますが、自分の噛んでいる回数を数えてみると意外に回数が足りていないことに驚くはずです。はじめは、慣れない咀嚼回数にもどかしくなるかもしれませんが、無理をせず徐々に回数を増やしていくのが良いでしょう。

 

今回ご紹介した内容は即効性のあるものではなく、毎日の継続があってこそ効果が生まれるのです。一回や二回で投げ出さず、まずは一週間続けることを目標にしてみてくださいね。