肩こり解消
毎日、長時間のデスクワークやスマホ操作で肩や首がガッチガチに凝り固まっている現代人。そのまま放っておくとストレートネックになったり、頭痛や吐き気といった症状に悩まされたりすることになります。肩甲骨の間にある筋肉がうまく使われていないと、肩が落ちて猫背の原因に。その結果、僧帽筋という肩の筋肉に負担がかかり肩こりが発症するのです。肩こりをほぐすためには、“肩もみ”よりも効果的なのが肩甲骨のストレッチなのです。
姿勢が良くなり、バストアップ効果も
猫背の人は、肩が前に巻き込んだ状態の「巻き肩」になっていることがほとんど。巻き肩は、左右の肩甲骨が横に広がってしまっていることが原因です。そこで、外側に開いた肩甲骨を中心に引き戻すようにストレッチをして背中の筋肉をほぐすことで、猫背が矯正され美しい姿勢に。猫背が改善されることでバストを支える大胸筋の血行が良くなり、バストアップ効果にも繋がります。
体がぽかぽか
背中にはたくさんの筋肉が集まっており、ストレッチで背中の筋肉を使うことで上半身の血の巡りが良くなります。肩甲骨周りの筋肉を意識して動かすと驚くほど体が温まるので、冬の日の寝起きにはまず肩甲骨のストレッチから始めてみるのもおすすめです。
オフィスの休憩時間にできるおすすめストレッチ
①両腕を下げて“気を付け”の姿勢を取ります。その姿勢のまま、肩を上に引き上げ、次に力を抜いて肩を落とします。肩を引き上げるときには息を吸い、落とすときには息を吐きながら行うのがポイントです。
②両腕を背中側に回し、合唱ポーズを取ります。そのまま肘を背中の中心にぐーっと寄せるように後ろに持って行きます。背中の筋肉に効くのと同時に肩や首のコリがほぐれるのが実感できるはずです!