読書を趣味にしている人は知的な印象を受けますよね。
話してみると幅広いことを知っていて、魅力的に思うものです。
そんな読書ですが脳に良い効果があることはご存知でしたか?
今回は読書の効果をご紹介します!
物事の解釈の幅が広がる
本に書かれていることはさまざま。
一回で理解できるものもあれば、繰り返し読まないと分からないこともありますよね。
小説を読んでいるとき「なぜこの人はこんな行動を取ったんだ?」と疑問に思ってさかのぼることもあるかと思います。
そういう風に自分とは違った意見に触れることこそ読書の醍醐味。
何度も読んで理解したときに新しい物事への解釈が増えるのです。
私も小説やビジネス書、心理学といったさまざまなジャンルの本を読んでいた時期があります。
おかげさまで、今は「その人がなんでそんな行動を取ったのか」がなんとなくわかり、必要以上に悩むことがなくなりました。
読む本によって解釈の幅も広がるので、身近に起きる効果も変ることでしょう。
ストレス解消に効果的!
イギリスのサセックス大学の研究によると、6分の読書を行ったグループはなんと68%のストレスが軽減されました。
他にも色々な分野の研究が行われ、音楽視聴は61%、コーヒーを飲んだ場合54%、散歩は42%、そしてテレビゲームは21%。
疲れを癒そうと行うどんな趣味よりも高い数値が出たのです!
確かに、テレビゲームをするよりも読書をしたほうが頭の中のモヤモヤがすっきりするなと思います。
ストレスを解消しようとしたのにクリアできなくて余計イライラしちゃうこともありますよね。
ただし読む本は読みやすいものを手に取りましょう。
難しい用語がたくさん書かれている専門書は読むのに一苦労。
やっと一行を理解した頃には眼も心も疲れちゃいますよね。
ストレス解消を目的とするなら、自分が読みやすいと思った本を選びましょう!
ワーキングメモリが鍛えられる
ワーキングメモリとは日本語で作業記憶と呼ばれています。
ひとつの結果を出すための作業(工程)を覚えておく記憶のスペース。
ワーキングメモリが低い場合、料理の途中に電話が来た後、どこまで調理したかを忘れてしまいます。
広ければ広いほど一度にこなせる作業が多くなり、さまざまな成果を出しやすくなることでしょう。
ワーキングメモリを鍛える方法はいろいろありますが、読書も効果的。
ちょっとだけ難しい本を読むことで鍛えられます。
読んでいるページに何が書かれているか理解するために、数行前までの内容を覚えながら読み進めなければいけません。
この「覚えながら何かをすること」がワーキングメモリを鍛えることにつながります。
知識も吸収することができますので、情報社会で有利に生きるために挑戦してみはいいかがでしょうか。